7月19日(火)の東京国際フォーラムでの
数学検定協会高田理事のお話、
数学の実情から江戸時代の算術文化まで、
実に幅広いお話でした。
中でも興味をひかれたのはSTREAMM教育についてです。
STEMからSTEAMへ。
そして世界はSTEAMからSTREAMMへ。
すでにSTEAMでアートが入り、
さらに哲学、音楽も入れようという潮流です。
日本では3つとも「受験には関係ない教科」として扱われています。
でも世界はそっちなのです。
人間の根幹ですからね。
本来外せないはずです。
どんどん世界から置いけぼりの日本。
だからこそ知活人では「知」を共有したいのです。
知活人副代表 谷藤賢一
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2月からのロシア・ウクライナ戦争で、生活や心、
人間同士の「分断」を感じさせない日はありません。
こうしたネガティブな現実からは目をそむけたくなります。
しかし私たちは、いまという困難な時代を材料に、現実を冷静に見つめ、
考えながら行動することとでこそ、時代を乗り切る「知」を身につけて
いくことができるのではないでしょうか。
これからの時代は「分断」と「分散協調」が激しく繰り返されるでしょう。
職場や住環境は分断され、ITを通じたつながりは日常になってきました。
そしてこれからは、Web3やDAO(分散型自律組織)といった、
技術による分散協調の時代が訪れます。
さらに、新たな分断が訪れるでしょう。
時代を生き抜くには、現実と未来と技術を知ることが重要です。
知ることの出発点は対話です。
時代を乗り切る知恵をつけるための対話の場を、
これからも共につくり続け、共有しつづけてまいりたいです。
知活人代表 三津田治夫