出版について語る「語りBAR」を開催

ディスカヴァー21の小関さんをゲストにお招きし、
出版のこれからを語る「語りBAR」を開催しました。
出版の世界はインターネットの普及と反比例するようにシュリンクを続けています。
ネットがあれば本は不要?
本当にそう言い切っていいのでしょうか?
ネットの情報は精査されたものもあれば、
個人の思いだけで書かれているものもあります。
その区別はどう付けるのか?
結局、見る側に任されているため、
見る側の「知」にどんどん寄っていってしまうのがネット情報です。
本はこの壁を軽々と超える力を持ちます。
企画会議を通過し、著者と編集者で練り上げた原稿が印刷されたものだから。
その本の世界がシュリンクしている、
これは恐ろしい現実でもあります。
決してネットで置換できるものではない、
だから危機感を覚えるのです。
小関さんはこの問題に真剣に取り組まれており、
アイデアはたくさんあるとのことです。
知活人としてもこの問題は当初から議論を続けていました。
知活人の三津田代表は小関さんと同じく出版「する側」の人間です。
副代表である私、谷藤は著者であり「書く側」の人間です。
この3者による語りBARはとても深い議論となりました。
まだできることはある、どこもやれてないことがある、やるべきことがある。
知活人の前身であるサービスは出版から始まりました。
コアなテーマなのです。